誇り高い技術者になろう 工学倫理ノススメ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-8158-0485-5(4-8158-0485-0) C3050
奥付の初版発行年月:2004年04月
プロフェッショナルとして充実した仕事をするために、果たすべき社会的責任とは何か。ミクロからマクロまで具体的事例をもとに倫理的判断力を働かせるスキルを高めるとともに、日々の仕事の中でどのように行動すべきか、またそれをサポートする社会の仕組みについて明快な指針を提示。
目次
第I部 技術者になるとはどういうことか
1 誇り高い技術者とは—具体例から学ぶ
1-1 社会の多様なニーズに配慮する企業と技術者
—INAXのとりくみ
1-2 環境への配慮を開発に活かした技術者
—デンソーのとりくみ
2 技術とは何か、技術者とはどういう人なのか
2-1 社会の中の技術
2-2 技術者とは何をする人か
2-3 プロフェッションとしての技術業
第II部 技術者としての社会への責任
3 技術者は何に配慮するべきか—小さな視点から大きな視点まで
3-1 身近な人たち
3-2 少し見えにくい人たち
3-3 かなり見えにくい人たち
4 技術者はどう行動するべきか—社会の要求を解決するためのガイドライン
4-1 一般的な指針を個別の問題に加工する
4-2 設計の場面でどう行動するべきか
—ユニバーサルデザインを中心に
4-3 人間関係と組織のなかでどう行動するべきか
—内部告発についての考え方を中心に
4-4 社会全体に対してどう行動するべきか
—社会への説明責任を中心に
5 責任ある技術者を社会はどうサポートするべきか
5-1 技術者の権利と責任に関する法律
5-2 企業の倫理と技術者の倫理
5-3 倫理綱領は何のためにあるか