文化としての北 北海道の「地方性」を問う
北海道大学放送教育委員会:編, 本田錦一郎:著
A5判 124ページ
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-8329-0132-2(4-8329-0132-X) C0086
奥付の初版発行年月:1987年09月 / 発売日:1987年09月下旬
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-8329-0132-2(4-8329-0132-X) C0086
奥付の初版発行年月:1987年09月 / 発売日:1987年09月下旬
内容紹介
日々刻々急速な変化をとげている現代日本のテクノロジカルな文化は,北海道の社会構造にも否応なくその変貌を迫りつつある.いささか語られ過ぎの感がある北海道論ではあるが,今一度改めて見直してみよう.[1987年度北海道大学放送講座テレビテキスト]
著者プロフィール
本田錦一郎(ホンダ キンイチロウ)
北海道大学言語文化部教授.英文学・比較文化
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1章 序説—本講座の方法と目的と概要 (本田錦一郎)
第 2章 北海道の風土特性 Ⅰ—北海道のイメージ (藤木忠美)
第 3章 北海道の風土特性 Ⅱ—日本および世界の中の北海道の位置 (藤木忠美)
第 4章 人類学的に見た北海道 Ⅰ—文化のクロスロード・北海道 (岡田宏明)
第 5章 人類学的に見た北海道 Ⅱー環北太平洋圏と北海道 (岡田宏明)
第 6章 歴史的に見た北海道 Ⅰ—近世の蝦夷地と北方問題 (永井秀夫)
第 7章 歴史的に見た北海道 Ⅱ—北海道の開拓と日本の近代化 (永井秀夫)
第 8章 歴史的に見た北海道 Ⅲ—北海道を拓いた人々 (永井秀夫)
第 9章 現代社会構造の中の北海道 (笹森秀雄)
第10章 近代化の光と闇 (八木橋貢)
第11章 結び—提起された問題点の整理と,文化における統一性と多様性をめぐって (本田錦一郎)
第12章 シンポジウム—討議すべき主な問題点と残された課題 (本田錦一郎・岡田宏明・永井秀夫・笹森秀雄)