北海道大学放送講座(ラジオ)テキスト
口承文芸の世界 日本とヨーロッパの昔話を中心に
A5判 230ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0151-3(4-8329-0151-6) C0091
奥付の初版発行年月:1989年09月 / 発売日:1989年09月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0151-3(4-8329-0151-6) C0091
奥付の初版発行年月:1989年09月 / 発売日:1989年09月下旬
内容紹介
世界各国に伝わる,昔話という代表的な口承文芸を取り上げ,昔話が文芸作品に大きな影響を与えてきた事実の中から,口承文芸の属する基層文化がいかに表層文化を支えているかを学びます.[1989年度北海道大学放送講座ラジオテキスト]
目次
1 口承文芸と国民性 (高橋宣勝)
2 昔話の比較 (高橋宣勝)
3 蛇聟(へびむこ)と蛇神伝説 (狩俣恵一)
4 山姥(やまんば) (狩俣恵一)
5 ヨーロッパの昔話の特性(1) (高橋吉文)
6 ヨーロッパの昔話の特性(2) (高橋吉文)
7 伝承と変容 (高橋宣勝)
8 蛇の変身—中国の口承文芸 (丸尾常喜)
9 北海道へ来た本州の昔話 (阿部敏夫)
10 語りものとしての宮沢賢治の世界 (高橋世織)
11 口承文芸と文学—日本の場合 (高橋世織)
12 口承文芸と文学—ドイツの場合 (高橋吉文)
13 なぜ,いま,口承文芸か (高橋宣勝)