大いなる島 北海道の自然史
A5判 220ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0172-8(4-8329-0172-9) C0040
奥付の初版発行年月:1991年09月 / 発売日:1991年09月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0172-8(4-8329-0172-9) C0040
奥付の初版発行年月:1991年09月 / 発売日:1991年09月下旬
内容紹介
生い立ちから今日にいたる自然の悠久のドラマをたどり,北海道の自然を見つめ直します.風雪と酷寒の吹き荒ぶ一方で,豊かな潤いと温もりを秘めたこの素晴らしい島をより深く理解するために! 〔1991年度北海道大学放送講座ラジオテキスト〕
著者プロフィール
石城 謙吉 (イシガキ ケンキチ)
北海道大学農学部教授.動物生態学
福田 正己 (フクダ マサミ)
北海道大学低温科学研究所教授.雪氷学
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
1 氷河時代のドラマ—北海道の創世記 (小野有五)
2 海と大陸からの使者—島の気候 (羽田野正隆)
3 寒さの贈り物—雪氷の恩恵 (福田正己)
4 火の島の息吹き—火山とカルデラ湖の形成 (岡田 弘)
5 動きゆく土—地表の変動 (藤原滉一郎)
6 生命を育むもの—土壌の形成 (佐久間敏雄)
7 花粉は語る—植物相の変遷 (五十嵐八枝子)
8 森林の興亡—針葉樹と広葉樹の相剋 (松田 彊)
9 極限の大地—湿原の営み (辻井達一)
10 川と湖の魚たち—由来と適応戦略 (後藤 晃)
11 海峡を越えて—混交の動物相 (荒巻裕蔵)
12 神々の庭で—北海道の先史時代 (吉崎昌一)
13 変貌の世紀—北海道の行方 (石城謙吉)