現代唯物論とその歴史的伝統
岩崎 允胤:著
B6判 412ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0602-0(4-8329-0602-X) C1010
奥付の初版発行年月:1973年03月 / 発売日:1973年03月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-0602-0(4-8329-0602-X) C1010
奥付の初版発行年月:1973年03月 / 発売日:1973年03月下旬
内容紹介
マルクス主義哲学は,現実の提起する諸問題に実践的に立ち向かう生き生きした相貌を常に持たなければならない.弁証法的唯物論を武器に現実世界が提出する新たな諸問題を鋭く剔抉する労作.著者の研究分野を鳥瞰する恰好の著.
著者プロフィール
岩崎 允胤(イワサキ チカツグ)
大阪経済法律大学教授.一橋大学名誉教授.
主要著書:
日本マルクス主義哲学史序説(共著,未来社,1971)
現代自然科学と唯物弁証法(共著,大月書店,1972)
ヘレニズム・ローマ期の哲学(未来社,1995)
ギリシャ・ポリス社会の哲学(未来社,1995)
日本近世思想史序説(上・下)(新日本出版社,1997)
主要訳書:
エピクロス—教説と手紙(共訳,岩波文庫,1959)
ニコラウス・クザーヌス「知ある無知」(共訳,創文社,1966)
アリストテレス「自然学」(共訳,岩波書店,1968)
目次
第 1部 現代唯物論哲学の諸問題
第 2部 現代社会の批判的諸課題
第 3部 日本における唯物弁証法の展開
第 4部 海外におけるマルクス主義哲学の展開—その若干の諸側面
第 5部 西洋哲学史の断面
A 古代哲学
B アリストテレスとヘーゲル