北海道山菜誌☆〔復刊〕☆
四六判 276ページ
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-1222-9 C0040
奥付の初版発行年月:2009年03月 / 発売日:2009年03月下旬
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-1222-9 C0040
奥付の初版発行年月:2009年03月 / 発売日:2009年03月下旬
内容紹介
山菜といえば趣味的な気持ちを込めて語られてきたが,今日の食卓を彩る作物も,そのルーツを探れば必ず野草に行きあたる.本当の食物や食文化の有り様を求め,北海道自生の45種を素材に植物学から文化史まで,著者の体験を踏まえて幅広く検討を加えた山菜の文化誌!
著者プロフィール
山本 正(ヤマモト タダシ)
1918年生まれ.1945年,台北帝国大学農学部卒業.1946-79年,農林水産省北海道農業試験場勤務の後,小糸工業株式会社技術顧問.日本学術会議会員.大豆の冷害生理学専攻.
高畑 滋(タカハタ シゲル)
1935年生まれ.1959年,東京農工大学農学部卒業.農林省関東東山農業試験場,畜産試験場,北海道農業試験場勤務を経て,農林水産省林業試験場北海道支場主任研究官.牧野の計画・施業専攻.
森田 弘彦(モリタ ヒロヒコ)
1947年生まれ.1970年,北海道大学農学部卒業.農林水産省北海道農業試験場作物第一部勤務.水稲栽培専攻.
目次
第1部
1 食物としての山菜
2 植物学からみた山菜
3 山菜文化史
第2部
○ フキ(キク科)—春一番の山菜蕗の薹
○ エゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)—王様のカップ
など,45種収録.