北大選書 9
夜空の星はなぜ見える 自然の論理
田中 一:著
四六判 224ページ
価格:1,430円 (消費税:130円)
ISBN978-4-8329-2081-1(4-8329-2081-2) C1340
奥付の初版発行年月:1980年06月 / 発売日:1980年06月下旬
価格:1,430円 (消費税:130円)
ISBN978-4-8329-2081-1(4-8329-2081-2) C1340
奥付の初版発行年月:1980年06月 / 発売日:1980年06月下旬
内容紹介
素粒子という極微の世界から宇宙という超巨大の世界まで自然の諸階層とその相互連関を 「歴史的発展過程としての累層的自然」 として把え,自然の全体像の構築を試みた雄大な自然哲学の展開. 身近な現象を素材に平易に解き明かす, 興味あふれる現代物理学入門.
著者プロフィール
田中 一(タナカ ハジメ)
北海道大学理学部教授.素粒子論専攻.
主要著書:
コンパイラ (共著,森北出版株式会社,1971)
自然の哲学 (新日本出版社,1973)
量子の素顔 (大月書店,1976)
現代と自然科学 (汐文社,1976)
情報処理概論 (北海道大学図書刊行会,1981)
未来への仮説 (培風館,1985)
物理学とは何か (培風館,1986)
研究過程論 (北海道大学図書刊行会,1988)
さよなら古い講義—質問書方式による会話型教育への招待 (北海道大学図書刊行会,1999)
目次
第 1章 夜空の星は見えないはずだが
第 2章 夜空の星はなぜ見える
第 3章 かげろう原子
第 4章 微視的世界
第 5章 巨視的世界
第 6章 自 然
補 章 アルケーとの対話