北大選書 12
死の法医学 下山事件再考
錫谷 徹:著
B6判 292ページ
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-2121-4(4-8329-2121-5) C1347
奥付の初版発行年月:1983年03月
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-2121-4(4-8329-2121-5) C1347
奥付の初版発行年月:1983年03月
内容紹介
戦後史の謎としていまなお話題性をもつ下山事件の根幹に触れ,科学としての法医学が本来あるべき姿を究明する力作.「死とは何か」という現代医学の新たな議論を前提として,法医学の最新の成果と方法論を具体的に示し,解説する中で,事件の核心に迫る.
著者プロフィール
錫谷 徹(スズタニ トオル)
元北海道大学医学部教授(法医学教室).
主要著書:
法医診断学 (南江堂)
ポーラログラフィーの医学的応用 (英文,北海道大学医学部)
目次
第Ⅰ部 死の法医学
第 1章 法医学概観
第 2章 死の判定
第 3章 生活反応
第 4章 死因の診断
第 5章 死亡の種類
第 6章 外因死の種類
第 7章 縊死の機序
第 8章 死体現象
第 9章 安楽死問題の周辺
付 サナトロジー(死学)の樹立
第Ⅱ部 法医学からみた下山事件
第 1章 轢断死体
第 2章 下山事件