東ドイツの建設 人民民主主義革命の思想と社会主義
上杉 重二郎:著
B6判 318ページ
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8329-3051-3(4-8329-3051-6) C1022
奥付の初版発行年月:1978年05月 / 発売日:1978年05月下旬
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8329-3051-3(4-8329-3051-6) C1022
奥付の初版発行年月:1978年05月 / 発売日:1978年05月下旬
内容紹介
戦後史の舞台を大きく転回させた人民民主主義国家の歴史的意義とは何か? 荒廃した国土から立ちあがり,再建のエネルギーを燃焼させてきた東ドイツの有様を,同地での4年余にわたる教壇生活の傍ら体験した著者が,現代史の流れとともに描写.
著者プロフィール
上杉 重二郎(ウエスギ ジュウジロウ)
ドイツ民主共和国フンボルト大学客員教授,北海道大学教育学部教授などを歴任.
主要著書:
明治憲法の成立 (中央公論社)
議会政治の発展 (中央公論社)
ベルリン東と西 (三一書房)
ドイツ革命運動史(上・下) (青木書店)
統一戦線と労働者政府—カップ叛乱の研究 (風間書房)
目次
○東ドイツの建設
Ⅰ 現代史研究の方法について—上山,村瀬両氏に問う
Ⅱ 歴史教育の一つの課題—日本と西ドイツの青年は第二次世界戦争をいかに学ぶか
Ⅲ ファシストたちの分業—西ドイツの政治構造
Ⅳ 東ドイツと統一国家への展望
Ⅴ 東ドイツにおける社会主義の形成
Ⅵ 人民民主主義革命の思想と統一戦線—1946年4月東部ドイツおけるドイツ共産党とドイツ社会民主党との合同について
Ⅶ 人民民主主義革命の思想と土地改革—第2次世界戦争後における東ドイツの民主的農地改革にかんする2,3の問題
Ⅷ 東ドイツの知識人と修正主義
○東ドイツ ・1977年秋—歴史家の旅