宋明の思想詩
松川 健二:著
四六判 202ページ
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8329-3071-1(4-8329-3071-0) C3098
奥付の初版発行年月:1982年06月 / 発売日:1982年06月下旬
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8329-3071-1(4-8329-3071-0) C3098
奥付の初版発行年月:1982年06月 / 発売日:1982年06月下旬
内容紹介
“私はここ数年,道学者とは限らず,宋明の人士一般の思想詩の解釈に興味を抱いてきた.ある詩句の解を深く追うことと,その作者の思想を尋ねることと,いずれが目的いずれが手段であってもよい, 意味のあることに思えた”—はしがきより.宋明時代の選ばれた9つの詩句を解読する.
著者プロフィール
松川 健二(マツカワ ケンジ)
北海道大学名誉教授
主要著書:
論語の思想史(汲古書院,1994)
目次
Ⅰ 斉物到頭争—邵雍観物説成立の一背景
Ⅱ 造物乃其徒—一つの周敦頤資料
Ⅲ 不信人間有古今—朱熹と二陸
Ⅳ 古人盗天地—重農と比喩の劉基
Ⅴ 点也雖狂得我情—王守仁心学と詠帰の風
Ⅵ 太虚造化始—王廷相: 張載との間
Ⅶ 問学多奇字—李贄焦竑
Ⅷ 万物備於我—呂坤: 程顥から承けた物
Ⅸ 余有南華内七篇—王夫之と『荘子』