小樽高商の人々
小樽高商史研究会:編
四六判 298ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-8329-3341-5(4-8329-3341-8) C1037
奥付の初版発行年月:2002年03月 / 発売日:2002年03月上旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-8329-3341-5(4-8329-3341-8) C1037
奥付の初版発行年月:2002年03月 / 発売日:2002年03月上旬
内容紹介
北に一星あり.小なれどその輝光つよし! 2001年に創立90周年を迎えた小樽商大が贈る,高商時代の多彩な人物群像の数々のエピソードを綴った小樽高商小史. 小林多喜二,伊藤整や外国人教師など多士済々個性的な人物像が登場,緑丘スピリットの系譜が現代に蘇える.
目次
第一編 小樽高商の校長群像
1 実業教育の理念と実践—初代 ・渡辺龍聖
2 高商「ルネサンス」の時代—第二代 ・伴 房次郎
3 戦時下の高商教育—第三代 ・苫米地英俊
第二編 「高商アカデミズム」の人々
1 ヨーロッパとの出会い—大西猪之介と『囚はれたる経済学』
2 自由主義経済学者の苦悩—手塚寿郎の数理経済学
3 「人口学」の創造—南亮三郎の人口研究
4 緑丘の外国人教師
○ 「北の外国語学校」と外国人教師
○ 戦争と外国人教師
第三編 小樽高商に学ぶ
1 草創期の学生たち—「緑丘スピリット」の醸成
○ マーキュリー山麓につどう
○ 勉学・生活ぶり
2 文学への旅立ち—多喜二と整
○ 小林多喜二
○ 伊藤 整
3 大正デモクラシー下の学生たち—軍教事件前後
○ 「文学的 ・社会思想的一種の激しい雰囲気」
○ 勉学・生活ぶり
4 戦時下と戦後の学生たち—繰上げ卒業 ・学徒出陣 ・民主化
○ 戦争への傾斜
○ アジア太平洋戦争のなかで
○ 戦後民主化のなかで