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現代農民教育の基礎構造

現代農民教育の基礎構造

A5判 540ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5171-6(4-8329-5171-8) C3037
奥付の初版発行年月:1981年02月 / 発売日:1981年02月下旬

内容紹介

農民教育は日本における社会教育の中で主要な位置を占めているにもかかわらず, 研究は十分には深められてこなかった.本書は,農業構造分析,とりわけ農民諸階層の労働と生活の実態分析に基づき,農民教育の課題を具体的に明らかにし,その発展の条件の解明を目指す.

著者プロフィール

美土路 達雄(ミドロ タツオ)

北海道大学教育学部教授
主要著書
戦後の農産物市場(上・下) (協同組合経営研究所,1958)
出稼ぎ (日本経済新聞社,1965)
働くものの農協論 (現代企画社,1967)
農協の未来像 (現代企画社,1967)
農産物市場論大系 (共編著,農山漁村文化協会,1977)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1篇  生産力展開における農民教育の基礎構造
第 1章  農民教育 ・学習論の方法論
第 2章  産業機械化段階の教育 ・学習課題

第2篇  農業生産力構造の現段階と農民教育
第 1章  農業生産力の現段階と農民経営
第 2章  稲作農業の発展と農民教育>
第 3章  畑作農業の機械化と農民教育
第 4章  酪農生産力の現段階と酪農民の主体形成
第 5章  地域農業の発展と学習主体

第3篇  農民の労働 ・生活と学習課題
第 1章  農家婦人の労働 ・生活と主体的性格
第 2章  農業生産力の発展と婦人労働
第 3章  農民の労働 ・生活の社会化と学習課題—婦人を中心に
第 4章  焼酎出稼ぎの労働 ・生活と学習課題

第4篇  住民自治と農村社会教育
第 1章  地域問題と住民自治の主体形成
第 2章  農村における社会教育施設の位置と役割
補論 1  地域問題と住民の学習運動
補論 2  生活擁護運動と住民学習

第5篇  [総括] 農民教育の国民的基礎<
終  章  農民教育の国民的基礎


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