明治国家形成期の外政と内政
永井 秀夫:著
A5判 496ページ
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-8329-5391-8(4-8329-5391-5) C3021
奥付の初版発行年月:1990年02月 / 発売日:1990年02月下旬
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-8329-5391-8(4-8329-5391-5) C3021
奥付の初版発行年月:1990年02月 / 発売日:1990年02月下旬
内容紹介
戦後の維新史研究 に貴重な一石を投じてきた永井史学の集大成. 明治維新から憲法前後までの明治国家形成過程における国際環境と対外問題の性格を検討, これと明治国家指導層の政策目標と体制構想, および在野諸勢力との対立関係の検討をあわせ,外政と内政の関連を内在的に追求する.
著者プロフィール
永井 秀夫(ナガイ ヒデオ)
1925年生まれ.
東京大学文学部卒業.
北海道大学名誉教授.北海道武蔵女子短期大学教授.
2005年12月12日逝去
主要著書:
自由民権 (小学館,1976)
新北海道史(第4巻) (北海道,1973)
北大百年史(全4巻) (ぎょうせい,1980-82)
北海道民権史料集 (北海道大学図書刊行会,1986)
北海道の百年−−県民百年史(山川出版会、1999)
日本の近代化と北海道(北海道大学出版会、2007)
目次
序 章 明治国家形成期における外政と内政
第Ⅰ編 国家統一期の外政と内政
第 1章 維新政府の対外政策
第 2章 統一国家の成立と対外政策
第Ⅱ編 明治国家の政策基調
第 3章 明治国家の国是について
第 4章 富国と強兵をめぐって
第 5章 殖産興業政策の基調—官営事業を中心として
第Ⅲ編 明治国家の成立
第 6章 明治14年の政変
第 7章 天皇制国家の成立—統治機構を中心として
第 8章 明治憲法の制定
終 章 明治国家形成過程の特質—対外関係との関連において
付録1 維新史研究上の二,三の問題—大江志乃夫氏の『明治国家の成立』によせて
付録2 近代史研究への反省