ソヴィエト農業 1917-1991 集団化と農工複合の帰結
A5判 412ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-8329-5711-4(4-8329-5711-2) C3033
奥付の初版発行年月:1995年05月 / 発売日:1995年06月下旬
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-8329-5711-4(4-8329-5711-2) C3033
奥付の初版発行年月:1995年05月 / 発売日:1995年06月下旬
内容紹介
レーニンからゴルバチョフに至る歴代指導者の農業政策に検討を加え,ソヴィエトの運命が決定的に農業の浮沈にかかっていた所以を解明する. ソヴィエト農業の歴史を政治的,経済的,技術的側面から初めて包括的に分析した力作. 日本語版への補章を含む.
著者プロフィール
メドヴェーヂェフ,Z.A.(ジョレス・A)(メドヴェーヂェフ,Z.A.(ジョレス・A))
1925年,グルジアのトビリシに生まれる.生化学者.双子の弟ロイとともにソ連の反体制科学者として知られる. 1973年,イギリス出張中にソ連邦市民権を剥奪され,英国医学研究所に迎えられる.市民権回復後もロンドンを拠点に活動を継続.
佐々木 洋(ササキ ヨウ)
札幌学院大学経済学部教授
目次
第 1部 政治的転換,1900-64年
第 1章 革命前の農業
第 2章 革命後の農業,1918-29年
第 3章 集団化
第 4章 スターリンのコルホーズ,1933-41年
第 5章 農業の新たな危機
第 6章 フルシチョフの改革—成果と失敗,1953-64年
第 2部 経済的解決,1965-86年
第 7章 食糧と工芸作物の生産
第 8章 家畜問題
第 9章 機械化と化学化
第10章 組織と経済
第11章 私的農業
第12章 問題と展望
日本語版への補章—1990-93年のロシア農業改革