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記録史料の管理と文書館

記録史料の管理と文書館

安藤 正人:編著, 青山 英幸:編著
A5判 608ページ
価格:9,460円 (消費税:860円)
ISBN978-4-8329-5761-9(4-8329-5761-9) C3020
奥付の初版発行年月:1996年02月 / 発売日:1996年03月下旬

内容紹介

現代記録保存の中核である記録の評価・選別の問題を中心テーマに,日本の古代から近代に至る文書管理の歴史と現状を分析. 欧米の記録史料管理の理論と実態の側面からのアプローチを加え, 今後の文書館のあり方に新たな問題提起をおこなう.文書館員グループによる共同研究の成果.

著者プロフィール

安藤 正人(アンドウ マサヒト)

国文学研究資料館史料館(国立史料館)助教授

青山 英幸(アオヤマ ヒデユキ)

北海道立文書館文書専門員

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第Ⅰ部 記録史料保存の歴史的背景
第 1章  古代・中世における文書の管理と保存 (松井輝昭)
第 2章  中世東寺におkる文書の管理と保存 (黒川直則)
第 3章  近世における文書の管理と保存 (高橋 実)
第 4章  明治期中央行政機関におkる文書管理制度の成立 (渡辺佳子)
第 5章  明治期地方官における文書管理制度の成立 (水野 保)
第 6章  日本におけるアーカイブズの認識と「資料館」・「文書館」の設置 (青山英幸)

第Ⅱ部 記録史料保存の現状と課題
第 7章  都道府県における文書保存・利用の現状と課題 (水口政次)
第 8章  文書・記録の評価と選別 (戸島 昭)
第 9章  群馬県立文書館における公文書受入れ・公開の現状と課題 (小暮隆志)

第Ⅲ部 欧米における記録史料管理の理論と実態
第10章  欧米における記録管理 (石原一則)
第11章  欧米記録史料学における記録評価選別論の展開 (安藤正人)
終  章  現代記録の保存体制構築をめざして (青山英幸) 


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