ブックレット・ボーダーズNo.2
「見えない壁」に阻まれて 根室と与那国でボーダーを考える
B5判 80ページ 並製
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-8329-6813-4 C3025
奥付の初版発行年月:2015年07月 / 発売日:2015年07月中旬
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-8329-6813-4 C3025
奥付の初版発行年月:2015年07月 / 発売日:2015年07月中旬
内容紹介
未解決の北方領土問題に翻弄され経済が疲弊する根室。台湾との交流を望みつつも自衛隊誘致など安全保障問題が立ちはだかる与那国。日本の東と西の境界地域で自治体に勤務した若手研究者が赤裸々につづった現場報告。
著者プロフィール
舛田 佳弘(マスダ ヨシヒロ)
日本文理大学准教授
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員
専門は移行経済論、中国研究
ファベネック・ヤン(ファベネックヤン)
北海道大学大学院文学研究科後期博士課程
専門は日露関係、地域研究
岩下 明裕(イワシタ アキヒロ)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(境界研究ユニット)教授
境界地域研究学会(Association for Borderlands Studies)会長
専門はボーダースタディーズ(境界研究・国境学)
本間 浩昭(ホンマ ヒロアキ)
毎日新聞社北海道支社報道部根室・記者
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに:日本の境界地域と向き合う(岩下明裕)
I 閉ざされた「国境」のしま・与那国(舛田佳弘)
II 台湾への届かぬ夢(舛田佳弘)
III 「国境」と呼べないまち・根室(ファベネック・ヤン)
IV 北方領土問題の現場・外交と返還運動の狭間(ヤン)
解説(本間浩昭)
関連書
ブックレット・ボーダーズNo.1『国境の島・対馬の観光を創る』(岩下明裕・花松泰倫編著)