北海道・自然のなりたち
四六判 228ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-7201-8(4-8329-7201-4) C3044
奥付の初版発行年月:1994年11月 / 発売日:1994年11月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-7201-8(4-8329-7201-4) C3044
奥付の初版発行年月:1994年11月 / 発売日:1994年11月下旬
内容紹介
南仏カンヌと同じ緯度にありながら冬の厳しい寒さは,どこからくるのか. おおらかな北の大地は, どうしてできたのか. エゾライチョウやタヌキなど北と南の野生が共存する生物世界は,どのようにつくられたのか.不思議の島・北海道の自然のなりたちを解き明かす.
著者プロフィール
石城 謙吉(イシガキ ケンキチ)
北海道大学農学部附属演習林教授.動物生態学
福田 正己(フクダ マサミ)
北海道大学低温科学研究所教授.雪氷学・凍土学
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1章 氷河時代のドラマ—北海道の創世記
第 2章 海と大陸からの使者—島の気候
第 3章 寒さの贈り物—雪氷の恩恵
第 4章 火の島の息吹—火山とカルデラ湖の形成
第 5章 動きゆく土—地表の変動
第 6章 生命を育むもの—土壌の形成
第 7章 花粉は語る—植物相の変遷
第 8章 森林の興亡—針葉樹と広葉樹の相剋
第 9章 極限の大地—湿原の営み
第10章 川と湖の魚たち—由来と適応戦略
第11章 海峡を越えて—混交の動物相
第12章 神々の庭で—北海道の先史時代
第13章 変貌の世紀—北海道の行くえ