極地の科学 地球環境センサーからの警告
四六判 200ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-7231-5(4-8329-7231-6) C3040
奥付の初版発行年月:1997年09月 / 発売日:1997年09月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-8329-7231-5(4-8329-7231-6) C3040
奥付の初版発行年月:1997年09月 / 発売日:1997年09月下旬
内容紹介
本書での 「極地」 とは, 南北両極とヒマラヤの高山を加えた地域をさす.厳しい環境ゆえに, これまで人類を寄せつけなかった極地に, 異変が起きつつある.病める地球の鋭敏なセンサーでもある極地が, 今,地球と人類の未来に警告を発している! 今,我々は何をなすべきか.
著者プロフィール
福田 正己(フクダ マサミ)
北海道大学低温科学研究所教授.凍土学・雪氷学専攻
香内 晃(コウウチ アキラ)
北海道大学低温科学研究所教授.惑星科学専攻
高橋 修平(タカハシ シュウヘイ)
北見工業大学教授.雪氷学専攻
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1章 極地と人間—極地の挑んだ人々
第 2章 凍る海—世界気候に果たす海水の役割
第 3章 南極(1)—白い大陸
第 4章 南極(2)—氷が語る地球環境変動
第 5章 永久凍土—凍てついた大地
第 6章 極地の旅人—先史モンゴロイドの移住・拡散
第 7章 オーロラ—極地の夜を彩る
第 8章 オゾンホール—人類起源の地球規模大気汚染
第 9章 極北スモッグ—だれが北極の空を汚したか
第10章 シベリアタイガ—亜極地の大森林地帯
第11章 第三の極地—ヒマラヤ高山帯
第12章 氷天体—太陽系の謎を解くロゼッタストーン
第13章 極地のゆくえ—現在から未来へ