低ダム群工法 環境の豊かさを生かす
東 三郎:著
A5判 406ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-8329-9081-4(4-8329-9081-0) C3051
奥付の初版発行年月:1982年03月 / 発売日:1982年03月下旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-8329-9081-4(4-8329-9081-0) C3051
奥付の初版発行年月:1982年03月 / 発売日:1982年03月下旬
内容紹介
工学的視点に囚われ大型の砂防ダムを造ることに専念してきた治山・砂防事業を検討しなおし,生態系を失うことなく土砂害を防ぐという「砂防」本来の目的を追究する最新の工法.有珠山の泥流,日高の水害等でも低ダム群工法の有効性は具体的に立証され,脚光を浴びている.
著者プロフィール
東 三郎(ヒガシ サブロウ)
北海道大学農学部教授(砂防工学教室)を経て,
現在,森林空間研究所を主宰.紫綬褒章受章.
主要著書
『北海道林業の諸問題』(共著)(日本林業調査会,1968)
『防災施業の手引』(北見営林局,1971)
『環境林をつくる』(北方林業会,1975)
『地表変動論』(北海道大学図書刊行会,1979)
『林業経営と森林施業』(共著)(北海道大学図書刊行会,1980)
目次
第1章 国土保全の意義
第2章 砂防学的流域観
第3章 砂防ダムの影響
第4章 低ダム群工法の構想
第5章 室内実験
第6章 火山山麓の砂防工法
第7章 荒廃渓流の砂防工法
第8章 土地利用と砂防対策
第9章 本工法の適用と検証