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北海道農業土木史

北海道農業土木史

A5判 324ページ
価格:7,700円 (消費税:700円)
ISBN978-4-8329-9151-4(4-8329-9151-5) C3061
奥付の初版発行年月:1984年08月 / 発売日:1984年08月下旬

内容紹介

開拓使以来,北海道の農業土木事業は在来技術と輸入技術が混じり合いながら展開され,多くの試行の上に技術的蓄積が続けられた.北海道拓殖にとって“農業土木”は主要な部分を占め,国家政策の先端事業であった.そこには,地域工学を目指す現代農業土木の原形をみることができる.

著者プロフィール

梅田安治(ウメダ ヤスハル)

北海道農業土木史編集委員会代表.北海道大学農学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章  拓地植民政策の展開
   1  開拓使10カ年計画
   2  3県1局の拓殖
   3  北海道庁初政の拓殖
   4  北海道10年計画
   5  第1期拓殖計画
   6  第2期拓殖計画
第2章  土地制度の推移
   1  土地制度と移民
   2  植民地の選定・区画
   3  未開地の開発
   4  第土地所有の発生とその実態
   5  農地開拓と村落
第3章  農業土木事業の進展
   1  農業土木事業の概要
   2  治水事業と原野の排水・改良
   3  稲作技術の発達
   4  食糧増産と土地改良
第4章  荒廃から復興へ
   1  緊急開拓事業
   2  農地改革の実施
   3  戦後の食糧増産対策
   4  土地改良法の公布まで
   5  総合開発計画の樹立
第5章  農業土木教育の進展
   1  明治初期の教育
   2  農業教育の進展
   3  郷土教育思潮
   4  戦時下の変貌
   5  戦時教育の姿


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