林政学研究
小関 隆祺:著
A5判 408ページ
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-8329-9191-0(4-8329-9191-4) C3061
奥付の初版発行年月:1987年01月 / 発売日:1987年01月下旬
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-8329-9191-0(4-8329-9191-4) C3061
奥付の初版発行年月:1987年01月 / 発売日:1987年01月下旬
内容紹介
揺れ動く林業の現実を鋭く直視し,その流れと変遷を分析する中で問題の由来を解明・提示する労作.「林政への提言」 「林業賃労働と林業資本」 「北海道林業史」 の3部からなり,わが国における林政学の理論的指導者の,林業に対する想いと将来への真摯な問いかけが展開される.
著者プロフィール
小関 隆祺(コセキ タカヨシ)
北海道大学教授.日本学術会議会員(1969-85).
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1部 林政への提言
1 日本林業の現状と将来
2 私有林業における構造改善
3 経済同友会の「新しい森林,林業政策に関する研究」について
4 環境問題と林業
5 今後の林業経営のあり方
6 国有林野事業の経営目的
7 国有林野事業改善の問題点
8 日本経済調査協議会報告と国有林野事業
第 2部 林業賃労働と林業資本
1 林業賃労働の性格と構造
2 林業の労働過程と林業労働問題
3 北海道の素材生産業について—津別町と森町の実態調査より
4 造材業者関直右衛門—明治・大正期の木材業者の一例
5 木炭の生産流通の機構—北海道釧路国標茶町の調査
6 木材流通についてのノート
第 3部 北海道林業史
1 北海道林業の発展過程
2 戦後北海道林業の展開