有珠山 その変動と災害
A4判 272ページ
価格:9,680円 (消費税:880円)
ISBN978-4-8329-9231-3(4-8329-9231-7) C3044
奥付の初版発行年月:1988年06月 / 発売日:1988年06月下旬
価格:9,680円 (消費税:880円)
ISBN978-4-8329-9231-3(4-8329-9231-7) C3044
奥付の初版発行年月:1988年06月 / 発売日:1988年06月下旬
内容紹介
地殻変動・泥流等,多くの教訓を生み出した有珠山1977-82年噴火の克明な記録.火山活動の歴史に始まり,噴火活動に直接由来する諸現象およびそこから生じる自然破壊と災害,さらには防災工事にいたるすべての過程を,10年におよぶ調査に基づき,写真 ・図版を多用して解説.本書は2000年噴火の予知と防災に大きく貢献した.
著者プロフィール
門村 浩(カドムラ ヒロシ)
東京都立大学理学部地理学科教授
岡田 弘(オカダ ヒロム)
北海道大学理学部附属有珠火山観測所所長
新谷 融(アラヤ トオル)
北海道大学農学部林学科助教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1章 地形図と空中写真にみる有珠山の変貌(門村 浩)
第 2章 有珠山1977−78年噴火—噴火の推移と有珠新山の形成(勝井義雄・新井田清信・鈴木建夫)
第 3章 有珠新山の生成と火山観測(岡田 弘)
第 4章 加速された浸食と崩壊(今川俊明・山本 博・福田正己・知念民雄)
第 5章 頻発した泥流・土石流(今川俊明・門村 浩・岡田 弘)
第 6章 生物相の破壊と回復(春木雅寛)
第 7章 有珠山防災工事の進展(新谷 融)
第 8章 有珠山—その生い立ちと噴火史(勝井義雄)
第 9章 有珠山の噴火予測と防災予測—エピローグ(勝井義雄)