内容紹介
大学の理工系学科の学生を対象とした物理数学の入門書。初学者が無理なく学習できるように、内容を力学・電磁気学に使われる数学のうち、ごく基本的なものに限定するとともに、つまづきやすい箇所では計算過程も含めて丁寧に説明している。
各項目はできるだけ実際の物理の問題に即した形で解説を行い、数学が物理に使われる様子が自然に理解できるように配慮されている。各章末には基礎から発展的なものまで演習問題を付し、巻末に略解を収めた。
目次
第1章 準備
第2章 空気抵抗をうけながら落下する物体
第3章 単振動・減衰振動
第4章 強制振動
第5章 ベクトル
第6章 線形変換と行列
第7章 固有値と固有ベクトル
第8章 偏微分と勾配
第9章 多重積分
第10章 ベクトル場の線積分と面積分
第11章 ガウスの定理・ストークスの定理