「環境」の基本的な考え方 持続可能な循環型社会をめざして
西野 徳三:著
A5判 286ページ 並製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-86163-347-8 C3045
奥付の初版発行年月:2022年01月 / 発売日:2022年01月中旬
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-86163-347-8 C3045
奥付の初版発行年月:2022年01月 / 発売日:2022年01月中旬
内容紹介
自然と調和し共生する社会、限られた資源やエネルギーの枯渇のない社会、環境破壊や汚染のない社会をつくるために、人類、そして私たちは何をしたら良いのだろうか。今を生きる私たちの欲求が満たされるだけでなく、将来世代の欲求をも満足させられるような、生態系を守る循環型の持続可能な社会にすることが必要である。古来より日本人は水や森の循環系を守り、ものを大切にし、土壌を重視した再生産の考え方で海や山の共生系を保ってきた。その心を持ち続けたいものである。
著者プロフィール
西野 徳三(ニシノ トクゾウ)
1941年生まれ。1966年東北大学理学部化学科卒業。1971年東北大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了、理学博士。1971年シンシナティー大学及びハーバード大学博士研究員を経て1974年東北大学教養部生物学科助手、1975年から1988年まで京都大学理学部化学科助手、1988年東北大学工学部分子化学工学科助教授、1992年東北大学工学部生物化学工学科教授、2005年同大学定年退職、東北大学名誉教授。2005年東北生活文化大学家政学科特任教授、2012年同大学定年退職、2012年から2013年古城幼稚園特任園長、2015年から2021年公益財団法人日本化学研究会理事長。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 宇宙における地球
第2章 環境から見える資源
第3章 土から得たものを土に返す
第4章 生ごみを含め、有機性廃棄物の処理、堆肥化
第5章 自然と太陽のエネルギーのめぐみ
第6章 健康や病気は遺伝子支配か環境支配か
第7章 日本の自然調和型文化の継承を