大学出版部協会

 

語りの力

人文社会科学講演シリーズ13
語りの力

四六判 176ページ 並製
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-86163-385-0 C1020
奥付の初版発行年月:2023年03月 / 発売日:2023年04月上旬

内容紹介

「語り」とは何か。その機能や社会的意義などを、日本語学、日本文学、英文学、日本思想史、社会学の研究者が明らかにする。


目次

はじめに  嶋﨑 啓
1.物語の機能、その魅力  甲田直美
2.記憶の「不確かさ」を語ること―川端康成の文学とモダニズム―  仁平政人
3.都市と自然を書くこと、そして語ること
 ―レイモンド・ウィリアムズ『ブラックマウンテンズの人びと』を読むために  大貫隆史
4.江戸時代の「はじめて物語」を追う―狩野文庫「印本起原取調書」を素材として  引野亨輔
5.対話とは何か―ユルゲン・ハーバーマスの社会学思想  永井 彰
  


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