K. G. りぶれっと
「令和マンションブーム」から考える日本の住宅論 日本社会にとっての「家」
李 建志:著
A5判 160ページ
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-86283-375-4 C3036
奥付の初版発行年月:2024年02月 / 発売日:2024年02月中旬
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-86283-375-4 C3036
奥付の初版発行年月:2024年02月 / 発売日:2024年02月中旬
内容紹介
なぜいま集合住宅が高値で売られているのか、どんな物件があとで後悔しないものなのか。難病をかかえつつ第二の住居を得ようとした社会学者が、実体験から展開する日本の住宅論。
著者プロフィール
李 建志(リ ケンジ)
昭和44(1969)年、東京生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了、博士課程満期退学。平成12(2000)年4月、京都ノートルダム女子大学人間文化学部専任講師。
平成15(2003)年4月、県立広島女子大学国際文化学部助教授(准教授)。
平成22(2010)年9月、関西学院大学社会学部教授(現在に至る)
目次
はじめに
第1章 事故物件から考える「家」
コラム1 IDDM(1型糖尿病)と私
第2章 広い意味での「事故物件」
第3章 耐震強度の諸問題
コラム2 日本の住宅ローンと金利
第4章 災害と「街の暮らし」─阪神大水害と阪神・淡路大震災
第5章 「富女子」たちの住宅購入
コラム3 バラック
第6章 「夢のマイホーム」─昭和中期(高度経済成長期)の郊外と現在の住宅事情
コラム4 一〇〇年前のソウルの集中豪雨について
第7章 「同潤会アパートメント」から「51C型」へ、「ニュータウン」から「限界ニュータウンへ」
─「資産」幻想が生まれた都市型住宅の「履歴書」
コラム5 敗戦前の日本にも「エアコン」はあった
注
参考文献
あとがき