海のグレートジャーニーと若者たち 4700キロの気づきの旅
四六判 256ページ 並製
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-86463-008-5 C0037
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年03月中旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-86463-008-5 C0037
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年03月中旬
内容紹介
黒潮に乗って人々はどのようにして日本にやって来たのかを辿る〈海のグレートジャーニー〉。
インドネシア・スラウェシ島から沖縄の石垣島まで、ひとりで航海するなんてもったいない! 美大で「ものづくり」に励む学生たちに声をかけ、素材探しから、道具作り、保存食研究まで……準備からゴールまでの1130日間、探検家・関野吉晴が旅に関わった若者それぞれの「気づき」を描く。
目次
プロローグ
第1章 いくつもの手触りを追いかけて
〝ものづくり〟への違和感
鉄を作る
『僕らのカヌーができるまで』の視点
第2章 ともに食べ、ともに生きる
美大キャンパスの農場
山熊田のマタギ
無縁社会と有縁社会
第3章 布から縄へ、縄から土へ
制限されたものづくり
縄らしい縄
シナ織りの里
土へ
第4章 形のないものと世界の繋がり
自然との約束ごと
宮本常一の生活伝承
知識と体験の往復作業
海へ!
第5章 海の広さ、空の広さ
海と被災地の空の広さ
異文化を体験する
旅の寄り道
第6章 旅は終わり、そしてはじまる
旅の当事者と旅の記録者
ふたりの気づき
実験的異文化共生空間
足かけ一一三〇日の旅
エピローグ
関連書
・舟をつくる(徳間書店・2013年2月刊)
・海のグレートジャーニー(クレヴィス・2012年2月刊)
・地球ものがたり インカの村に生きる (ほるぷ出版・2012年11月刊)
関連リンク
国立科学博物館「グレートジャーニー人類の旅」展 http://gj2013.jp/