美術教育資料研究
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-86463-016-0 C3037
奥付の初版発行年月:2014年04月 / 発売日:2014年03月中旬
近・現代、国内外の代表的な美術教育資料を多数取り上げながら、社会における美術教育の変遷を学ぶとともに、過去の実践や文献を通して美術教育の基本的な理念と真の意味を考察する。美術教育のこれまでを知り、これからを考える一冊。
大坪 圭輔(オオツボ ケイスケ)
1953年、長崎県生まれ。1979年、武蔵野美術大学大学院修士課程修了。
武蔵野美術大学教授。専門分野は、美術・工芸教育法、教育方法。初等中等教育段階を中心とする造形美術教育の実践的研究。特に、造形能力の発達とその社会的教育的意味に関する研究、及びその題材と教育方法の開発。
主な著書に、『美術教育の動向』(共編著、武蔵野美術大学出版局、2009)、『表現と鑑賞』(共編著、開隆堂出版、2011)、平成24年度用文部科学省検定済中学校美術教科書『美術1』『美術2・3』(著者代表、開隆堂出版、2012)など。
現在、武蔵野美術大学理事、同学長補佐、国際美術教育学会(InSEA)会員、美術科教育学会会員、開隆堂中学美術教科書編集委員会(日本造形教育研究会)著者代表、公益社団法人日本美術教育連合理事、公益財団法人教育美術振興会評議員。
目次
第1章 美術教育の目的と意義
第1節 子どもの成長と環境
第2節 美術教育の定義
第3節 新美術教育論
第2章 子どもの造形表現
第1節 造形表現における発達
第2節 現代の児童画
第3節 思春期の表現
第3章 美術教育史
第1節 美術教育の変遷
第2節 解説及び資料
第3節 図工美術教科書の変遷
第4節 チゼックスクール
第5節 自由画教育運動
第4章 現代美術教育の諸相
第1節 学習指導要領の変遷
第2節 学力論争と美術教育
第3節 連携による美術教育
あとがき