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法務通訳翻訳という仕事

法務通訳翻訳という仕事

四六判 142ページ 並製
価格:2,090円 (消費税:190円)
ISBN978-4-87259-264-1 C3032
奥付の初版発行年月:2008年12月 / 発売日:2008年12月上旬

内容紹介

これまでの通訳研究は,国際会議などの同時通
訳が主な対象であった.ところが,グローバル化
が進むにつれ,国境を越えて働きにくる人々がふ
え,入国審査をはじめ,言葉が不自由な故に生じ
る様々なトラブルに対処する通訳の必要性が増大
している.本書は,法務省や刑務所,入国管理局
など法務通訳の第一線の専門家と,当事者に接す
る通訳翻訳人が,法律の現状と現場の問題につい
て発言する.元法務大臣,森山眞弓氏推薦.


目次

はじめに
■日本通訳翻訳学会会長・立教大学教授 (鳥飼 玖美子)

【基調報告】
■グローバル化する日本における法務通訳翻訳の現状と課題 
(法務省大臣官房付検事  松本 裕)

第一部 ユーザーの立場から

■捜査と公判における通訳翻訳  (大阪地方検察庁検事 早川幸延)

■ 刑事施設の運営における通訳翻訳 (大阪刑務所国際対策室長 渡邉真也)

■出入国管理と難民認定業務における通訳翻訳 (入国管理局法務専門官 川畑豊隆)

■法整備支援活動における通訳翻訳 (法務総合研究所教官・検事 亀卦川 健一)

第二部 実務者の立場から

■国際協力と通訳翻訳  (英語通訳翻訳人 竹内眞由美)

■ レベルの高さを要求される電話通訳  (ベトナム語通訳翻訳人 チャン ティ ヒエン)

■守秘義務、中立性、公正さ  (韓国・朝鮮語、中国語通訳翻訳人 巽 光子)

■ 高度で総合的な翻訳力  (スペイン語通訳翻訳人 西松鈴美)


編者あとがき
日本通訳翻訳学会理事・大阪大学教授  (津田 守)



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