コンフリクトの人文学
コンフリクトの人文学 第4号
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-87259-393-8 C3036
奥付の初版発行年月:2012年01月 / 発売日:2012年01月上旬
(座談会)「グローバル化を問い直す」(三島憲一・
栗本英世・冨山一郎),(論文)大橋美晴,比嘉康
則,入谷秀一,(研究ノート)藤井真一,(特集企
画)「コンフリクトと横断性」小橋川ひとみ,栗山
新也,渡辺順一,永岡崇,古川岳志,久保田美
生,(資料と通信)早川真悠,(調査報告)李豪軒,
白岩優姫,(書評)古川不可知,沈正明他
目次
【座談会】
グローバル化を問い直す (三島憲一・栗本英世・冨山一郎)
【論文】
ボリビア・学校教育をめぐる植民地主義支配と先住民のコンフリクト
—20世紀前半の先住民教育の成立と「先住民学校」の建設 (大橋美晴)
社 会運動における〈多文化共生〉の再編成過程
—アメラジアンスクール・イン・オキナワを事例として (比嘉康則)
全体性の幻想—アドルノのワーグナー論再考 (入谷秀一)
【研究ノート】
なぜ非当事者である中央政府にコンペンセーションを要求するのか
—ソロモン諸島における伝統的な紛争解決行為の考察 ( 藤井真一)
特集企画—コンフリクトと横断性
序 ( 冨山一郎)
(セミナー論文①)
琉球の身体とは何か—村踊りの身体の記録を読む (小橋川ひとみ)
解説:研究と踊りのあいだ (栗山新也)
(セミナー論文②)
貧魂社会ニッポンに宗教は必要か (渡辺順一)
解説:宗教者は「宗教」の淵を覗く(永岡崇)
(セミナー報告①)
ポピュラーなるものの横断性について
—韓流ブームと在日スターたち (古川岳志)
(セミナー報告②)
大学における共有の空間
—参加型公開研究イベント「ちっちゃい火を囲む」の取り組みから (久保田美生)
【資料と通信】
国際人類民族科学連合2011年中間会議参加報告 (早川真悠)
【調査報告】
エンジニアの共同体意識とモノづくり意識
—電子業界における日本企業と台湾企業の比較から (李豪軒)
アメリカにおける「自然な出産」の現在 (白岩優姫)
【書評】
中野麻衣子・深田淳太郎 共編『人=間の人類学—内的な関心の発展と誤読』
(はる書房、2010年 古川不可知)
スラヴォイ・ジジェク『大義を忘れるな—革命・テロ・反資本主義』
(中山徹・鈴木英明訳、青土社、2010年 沈正明)
【英文要旨】
大阪大学グローバルCOE
コンフリクトの人文学国際研究教育拠点事業記録
H22.8? H23.8
1 「コンフリクトの人文学」セミナーの開催記録
2 ワークショップ、研究会等の開催記録
3 国際会議の開催記録
4 大学院生調査研究助成
5 大学院生国際研究集会参加支援プログラム