帝国日本の移動と動員
A5判 364ページ 上製
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-87259-596-3 C3021
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月上旬
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-87259-596-3 C3021
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月上旬
内容紹介
日本がアジアに侵略した時代。朝鮮沿岸への出漁、台湾高地での土地の囲い込み、満州の鉱業移民他を検証、国内、硫黄島の住民問題、また朝鮮における愛国婦人会活動、在韓日本人女性の帰還ほか全10章に亘って詳細に論じる。
目次
序「満洲移民」研究の問題点
第一部 帝国の形成
1, 日清戦争前後の「朝鮮通漁」と出漁者団体の形成
2, 明治の技師山本小源太の軌跡
3, 台湾高地先住民の土地と生の囲い込み
第二部 帝国の膨張
4, 樺太における「国内植民地」の形成
5, 満洲鉱業移民構想の成立と挫折
6, 北硫黄島民の生活史における移動とディアスポラ化
第三部 帝国とジェンダー
7, 植民地朝鮮における妓生の再組織化と社会的活動
8, 明治大正期の樺太・サハリンにおける公娼と半公娼
9, 植民地朝鮮における愛国婦人会
10, 在韓日本人女性の戦後