アリスのことば学2 鏡の国のプリズム
A5判 248ページ 並製
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-87259-600-7 C1080
奥付の初版発行年月:2017年12月 / 発売日:2017年12月中旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-87259-600-7 C1080
奥付の初版発行年月:2017年12月 / 発売日:2017年12月中旬
内容紹介
『不思議の国のアリス』の姉妹本『鏡の国のアリス』では、ことばや論理の仕掛けが、一層巧緻に用意周到に織り込まれている。本書は該当箇所の英文も掲載し、その言語学的な魅力に多角的に迫る。ミクロに分け入る「虫の目」、マクロから鳥瞰する「鳥の目」、全体を見通す「魚の目」の各視点によるコラムも充実。ことば学というプリズムを通して、ことばと論理の多彩な輝きをとらえる大好評シリーズ「アリスのことば学」第2弾。
目次
第1 章 鏡の向こう側 見えるとあるのズレ
第2 章 辞書ほどのナンセンス 無理から比較
第3 章 パンニバタフライ 名前と指示するもの
第4 章 イヤハヤ、ナントモハヤ どっこいどっこい
第5 章 時を遡って生きる 因果の逆転
第6 章 お前さんには名誉 ただならぬ卵
第7 章 伝説の怪物アリス 立場変われば
第8 章 ありえぬことに備えて 可能世界の先読み
第9 章 戴冠のから騒ぎ アリス、クイーンになる
第10章 ナント赤のクイーンは 誰の夢だったのか
エピローグ アリスの2 つの世界
『鏡の国のアリス』の巻頭詩と巻末詩