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黒田麹廬と『漂荒紀事』(全2巻)

黒田麹廬と『漂荒紀事』(全2巻)

菊判 684ページ 函入
価格:8,010円 (消費税:728円)
ISBN978-4-87698-000-0(4-87698-000-4) C3023
奥付の初版発行年月:1990年12月 / 発売日:1990年12月上旬

内容紹介

福沢諭吉をして「天下に畏るべき男は膳所の黒田だ」といわしめた黒田麹廬は、幕末〜明治期の蘭学者である。代表的訳業『漂荒紀事』(デフォー作『ロビンソン・クルーソー』) を研究翻刻した平田守衞の旧著を大幅に増補改訂し、写本、草稿を加えて、新たに松田清が蘭訳原書を確定した経緯を明らかにし、初期翻訳の実態を論じる。

著者プロフィール

平田 守衛(ヒラタ モリエ)

大正7(1918)年生 京都帝国大学文学部史学科卒 現役入営 戦後滋賀県立高等学校の教諭・教頭・校長,滋賀県立図書館長,県総合教育センター次長を歴任.退職後,守山市立図書館初代館長,大津市立図書館初代館長,京都文化短期大学教授を務め辞す.

著書
『滋賀の図書館』『馬・船・読書』『黒田麹廬の業績と「漂荒紀事」』『寸業漫筆』(1)(2)(3)(以上,私家版)『日本地名大辞典』25 滋賀県 角川書店 『全国歴史資料保存機関総覧西日本』山川出版社 『滋賀県百科事典』大和書房(共著)

上記内容は本書刊行時のものです。


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