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食卓の賢人たち5

西洋古典叢書G036
食卓の賢人たち5

四六判変型 536ページ 上製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-87698-150-2(4-87698-150-7) C1398
奥付の初版発行年月:2004年03月 / 発売日:2004年03月中旬

内容紹介

2世紀末ローマ。おなじみの博識な客人たちが、料理をはじめ、文学、音楽、生活における風習など、広範な領域にわたって、ありとあらゆる蘊蓄を披露した宴会もいよいよ大詰めを迎える。今回は、「一夫一婦、一夫多妻、側室」「遊女」「少年愛」、宴会での遊戯・歌などの話題。本邦初完訳。全一五巻・5冊の人名、出典索引を付す。

著者プロフィール

柳沼 重剛(ヤギヌマ シゲタケ)

筑波大学名誉教授

1926年 東京都生まれ

1949年 京都大学文学部卒業

筑波大学・大妻女子大学教授を経て1999年退職



主な著訳書

『ギリシア ローマ古代知識人群像』(岩波書店)

『西洋古典こぼればなし』(岩波書店)

『語学者の散歩道』(研究社出版)

プルタルコス『食卓歓談集』(岩波文庫)

アテナイオス『食卓の賢人たち』1〜4(京都大学学術出版会)

『トゥキュディデスの文体の研究』(岩波書店)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第十三巻

一夫一婦、一夫多妻、側室/遊女/喜劇に出てくる人妻/女は戦争の原因である/エロス/少年愛/髭を生やすのと髭を剃るのと/美男美女を礼讃すること/ポルノグラフィア・娼婦/高級な遊女/他



第十四巻

笑わせ屋(道化)/ふざけ/駄洒落その他/笛/笛と竪琴の合奏/笛の曲の種類/さまざまな歌/ラプソドスなど/後れて来た客/音楽の功徳/踊りいろいろ/ふたたび音楽論議/音楽、昔と今/他



第十五巻

コッタボス/花冠/教訓詩人たちが語る冠用の花のカタログ/香油/喜劇に出てくる香油/香油の値段、香油の効果/花冠の由来にまつわるヤヌス神話/宴の終わり—神々に盃を献ずる/他



訳者あとがき

人名索引・出典索引


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