西洋古典叢書2011
ローマ世界の歴史
四六判変型 321ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-87698-191-5 C1322
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年03月中旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-87698-191-5 C1322
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年03月中旬
内容紹介
紀元前後を跨いで生きた一将校が、友人の執政官就任を記念して著わしたローマ概略史。トロイア陥落から説き起こし、ティベリウス帝治下の後29年をもって擱筆される。ラテン文学の白銀期に特徴的な修辞法を多用しつつ、後輩の史家タキトゥスとは好対照な称賛的態度で、歴史的事実よりも人物の伝記のほうに関心が置かれている。本邦初訳。
著者プロフィール
西田 卓生(ニシダ タクオ)
1955年 兵庫県生まれ
1978年 京都大学工学部卒業
1986年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了
主要論文
「宗教的見地から見たリーウィウスの第三Decade」『西洋古典論集』四、一九八八年
「リーウィウスのイデオロギーとAB URBE CONDITAの第Ⅰ巻の特異性」『西洋古典論集』五、一九八八年
高橋 宏幸 (タカハシ ヒロユキ)
1956年 千葉県生まれ
1984年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了
2010年 京都大学文学博士
現在、京都大学大学院文学研究科教授
主な著訳書
『ウェルギリウス アエネーイス』(共訳、京都大学学術出版会)
『セネカ哲学全集5 倫理書簡集Ⅰ』(岩波書店)
『ギリシア神話を学ぶ人のために』(世界思想社)
『「ガリア戦記」ー歴史を刻む剣とペン』(岩波書店)
目次
目次
第一巻
第二巻
訳者あとがき
人名索引(逆丁)