ことばの力 あらたな文明を求めて アラタナブンメイヲモトメテ
横山 俊夫:編著
A5判 380ページ 上製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-87698-201-1 C1000
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年04月上旬
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-87698-201-1 C1000
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年04月上旬
内容紹介
専門用語が氾濫し意思疎通が難しくなった現代社会で,つながり,ひびきあう対話は可能か.江戸〜近代の辞書編纂者らの「ことば磨き」から伝統技芸の語りまで多彩な事例を紹介し,文明を成りたたせる媒介としての言語の可能性を探る.異領域の専門家6人が「パーソナルゲノム時代の人間を語ることば」をテーマに語り合った座談会も収録.
著者プロフィール
横山 俊夫(ヨコヤマ トシオ)
京都大学人文科学研究所教授。1947 年京都府生まれ。京都大学大学院法学研究科政治学専攻、修士課程修了、哲学博士(オックスフォード大学)。研究分野は、日本文化史、日欧文化交渉史、 文明学。
主な著作に、『Japan in the Victorian Mind』(Macmillan, 1987)、『視覚の一九世紀』(編著、思文閣出版、1992)、『貝原益軒 ― 天地和楽の文明学』(編著、平凡社、1995)、『日用百科型節用集の使われ方』(共著、人文科学研究所、1998)、『鮫島尚信在欧外交書簡録』(共編、思文閣出版、 2002)、‘Even a sardine’s head becomes holy ...,’ Sansai, An Environmental Journal for the Global Community, No.1, 2006.