西洋古典叢書G078
モラリア10
四六判変型 214ページ 上製
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-87698-286-8 C1310
奥付の初版発行年月:2013年06月 / 発売日:2013年06月中旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-87698-286-8 C1310
奥付の初版発行年月:2013年06月 / 発売日:2013年06月中旬
内容紹介
「歴史の父」ヘロドトスの歴史眼に向けられた、あまりに過激で執拗な批判が、著者の穏健なイメージに似つかわしくないことから、真偽論争まで引き起こした『ヘロドトスの悪意について』のほか、アッティカ弁論家10人に関する貴重な伝記資料『十大弁論家列伝』、露骨なまでの新喜劇贔屓がプルタルコスの時代性を炙り出す『アリストパネスとメナンドロスの比較論概要』など4篇を収録する。
著者プロフィール
伊藤 照夫(イトウ テルオ)
京都産業大学名誉教授
1942年 長野県生まれ
1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
京都産業大学助教授、教授を経て2012年退職
主な著訳書
『ギリシア悲劇全集2』(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集12』(共訳、岩波書店)
アラトス他『ギリシア教訓叙事詩集』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア9』(京都大学学術出版会)
目次
借金をしてはならぬことについて
十大弁論家列伝
アリストパネスとメナンドロスの比較論概要
ヘロドトスの悪意について
解 説