アルケー2014 関西哲学会年報 No.22
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-87698-314-8 C1310
奥付の初版発行年月:2014年07月 / 発売日:2014年07月中旬
目次
課題研究/グローバリズムと正義
グローバリゼーションは 哲学の「普遍化」に寄与しうるか?・飯島昇藏
——レオ・シュトラウスを導きにして
グローバルな正義の基礎としてのコスモポリタニズム・・・・寺田俊郎
グローバルな正義は可能か・・・・・・・・・・・・・・・・松葉祥一
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プロタゴラスの相対主義再考・・・・・・・・・・・・・・・中澤 務
主体と時間と情報更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・中山康雄
ニーチェ『人間的、あまりに人間的』における正義論・・・・井西弘樹
ストア派における「全人類の協同関係」という概念の形成・・鵜殿 慧
——知者の国家から全人類の協同関係へ?
「真性さ」抜きの他文化主義・・・・・・・・・・・・・・久保田浩平
——チャールズ・テイラー「承認の政治」をめぐって
コジェーヴの「無神論的」あるいは人間学的存在論・・・・・坂井礼文
——「三位一体論」の観点から
カントの『自然学の形而上学的原理』における
「不可入性」をめぐるニュートン批判・・・・・・・・・・信田尚久
——カントによる「絶対的な不可入性」の批判的考察の意義
マルブランシュにおける人間の自由と
一般的法則に支配された世界との関係について・・・・・・竹中利彦
プロティノスの性質概念をめぐって・・・・・・・・・・・・西村洋平
プラトン『パイドン』における自然学者の
探求方法に対する批判・・・・・・・・・・・・・・・・福田宗太郎
十三世紀末の主知主義論争・・・・・・・・・・・・・・・・松根伸治
--フォンテーヌのゴドフロワの立場