今西錦司フィールドノート 採集日記加茂川1935
A5判変型 182ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-87698-603-3(4-87698-603-7) C3045
奥付の初版発行年月:2002年12月 / 発売日:2002年11月上旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-87698-603-3(4-87698-603-7) C3045
奥付の初版発行年月:2002年12月 / 発売日:2002年11月上旬
内容紹介
生誕100周年事業の行なわれた2001年,今西錦司の貴重な業績を裏づけるノートが発見された.のちに「棲み分け論」を論証する基となったカゲロウの採集日記である.大学ノート4冊に,1935年3月から6月までの4カ月間,賀茂川上流を舞台としたフィールドワークを克明に記録している.この歴史的資料を,詳細な注と解説を付して復刻したのが本書である.
著者プロフィール
今西 錦司(イマニシ キンジ)
1902-92年。
1926年 京都帝国大学農学部卒
1932年 同理学部大学院修了。
京都大学教授、岡山大学教授、岐阜大学長を歴任。
1979年 文化勲章受章。
『今西錦司全集』(全10巻、講談社)がある。
目次
刊行の辞(石田英實)
刊行に寄せて 今西ノートの背景(吉良竜夫)
凡例
採集日記加茂川
第一冊 March
第二冊 April
第三冊 May
第四冊 June〔洪水記〕
解説1 日本の水生昆虫学と今西カゲロウ学(谷田一三)
解説2 ノート発見の経緯、執筆時の今西さんのことなど(斎藤清明)
関連カゲロウリスト
関連水系図
索 引