アルケー2006 関西哲学会年報 14
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-87698-685-9(4-87698-685-1) C3010
奥付の初版発行年月:2006年06月
目次
課題研究/共同体の崩壊と再生
より高次の共同性について
——社会哲学から政治哲学へ・・・・・・・・・・・・・・・・・石崎嘉彦
ヨーロッパに共同体は存在したか
——地球人類共同体の哲学のために・・・・・・・・・・・・・・嶋田義仁
共同体存続の条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中山康雄
ベルクソン哲学と科学
——ベルクソンとコントを比較してみる・・・・・・・・・・・・我孫子信
九鬼哲学における神と世界
——『偶然性の問題』を中心に・・・・・・・・・・・・・・・・小浜善信
ライプニッツの前期哲学における連続性の問題について・・・・・池田真治
「純粋自我」の発生論に向けて
——『イデーンⅡ』から『ベルナウ草稿』へ・・・・・・・・・・江口 健
アリストテレスの心身論におけるテクネーアナロジーと機能主義・茶谷直人
「非加法的蓋然性」を巡る展開
——ヤーコプ・ベルヌーイとランベルト・・・・・・・・・・・・手代木陽
特集1/神
レヴィナスにおける信仰と超越の痕跡・・・・・・・・・・・・・佐藤義之
神・存在・現実
——トマス・アクィナスのエッセ解釈の試み・・・・・・・・・・上枝美典
神の唯一性と多様性、および宗教的なものの可能性
——シュミッツ現象学の視点から・・・・・・・・・・・・・・・梶谷真司
特集2/フランス・スピリチュアリスム
知との関係における行為と無為
——ビラン、ブロンデル、ベルクソン・・・・・・・・・・・・・中 敬夫
スピリチュアリスムと二元論
——獣の魂をめぐる論争にみる精神性の歴史・・・・・・・・・・望月太郎
フランス・スピリチュアリスムと神秘主義・・・・・・・・・・・岩田文昭