東アジアと地域経済2010
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-87698-964-5 C3333
奥付の初版発行年月:2010年03月 / 発売日:2010年03月中旬
目次
序章 東アジアの地域統合をみる眼 [坂田幹男]
はじめに
第1節 リージョナリズムとは何か
第2節 東アジアのリージョナリズム
第3節 東アジア地域統合の課題
おわりに
第1章 「東アジア内需」と九州圏
—九州圏の東アジア連携— [小川雄平]
はじめに
第1節 九州圏と東アジア経済
第2節 対米迂回輸出と国際分業の深化
第3節 「東アジア内需」の形成
第4節 九州圏の経済連携
おわりに
第2章 21世紀北東アジア地域の国際分業体系と
韓国の選択 [金 昌男]
はじめに
第1節 北東アジア地域の経済的位相
第2節 域内貿易の拡大と生産誘発効果
第3節 韓日中3ヵ国間の分業体系
第4節 韓日中FTAの必要性と韓国の選択
第3章 韓日部品素材産業の競争力比較と協力拡大への課題 [李 鴻培]
はじめに
第1節 韓日間部品素材産業の貿易動向と特徴
第2節 韓日間部品素材産業の競争力比較
おわりに
第4章 日韓FTA交渉の現況と展望 [呂 寅満]
はじめに
第1節 日韓FTA交渉の経緯
第2節 日韓のFTA戦略
第3節 日韓FTA交渉再開の可能性
おわりに
第5章 中国:内陸型経済成長と新興地域経済圏の台頭[唱 新]
はじめに
第1節 分析枠組みと三つの仮説
第2節 内陸地域の成長と地域構造の変化
第3節 地域別産業成長力と内陸型経済成長の源泉
第4節 内陸型経済成長の特徴と新興地域経済圏の台頭
おわりに
第6章 人民元の国際化と中国の国際金融市場整備 [吉田真広]
はじめに
第1節 経常取引と資本取引における人民元国際化の現状
第2節 国際通貨国の対外ポジションと国際通貨の供給
第3節 人民元の国際化と国際金融市場
第4節 資本取引の自由化と人民元の国際化
おわりに
第7章 中国独禁法の施行と対中ビジネスへの影響
—外国企業結合に関する審査体制と審査事例を中心に— [福山 龍]
はじめに
第1節 中国独禁法の特徴
第2節 外国企業結合に関する独禁法の審査体制
第3節 外国企業結合に関する審査事例と分析
おわりに
第8章 中国における不動産市場の現状と課題
—「見える手」によるバブルの形成— [宋 涛]
はじめに
第1節 不動産市場の最新動向
第2節 不動産市場の発展
第3節 不動産バブルの形成要因の分析
第4節 不動産市場の課題
おわりに
第9章 中朝貿易の現状と「中朝韓トライアングル構造」の形成 [権 哲男]
はじめに
第1節 中朝貿易の推移
第2節 中朝貿易の急増とその背景
第3節 中朝韓「トライアングル経済・貿易構造」の形成
第4節 中朝貿易の展望
おわりに
第10章 韓国の観光
—韓国の光を見る— [咸 碩鍾]
はじめに
第1節 韓国の光を探る
第2節 韓国の観光ブームと展望
おわりに
第11章 地方圏における経済のグローバル化と産業政策
—繊維産業および眼鏡枠産業のグローバル戦略から— [南保 勝]
はじめに
第1節 グローバル化で危機に直面する繊維・眼鏡枠産業
第2節 繊維産業・眼鏡枠産業のグローバル戦略
第3節 経済のグローバル化と産業政策
おわりに
第12章 北陸地域の地域戦略と対外経済交流 [朝倉紀彦]
はじめに
第1節 北陸地域の地域戦略
第2節 北陸地域の対外経済関係
おわりに
統計資料 [坂田幹男・南保 勝]
おわりに [坂田幹男]