トポスの呪力 大江健三郎と中上健次
張 文穎:著
A5判 216ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-124-9(4-88125-124-4) C3095
奥付の初版発行年月:2002年01月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-124-9(4-88125-124-4) C3095
奥付の初版発行年月:2002年01月
内容紹介
四国と熊野という二人の作家のそれぞれの故郷を踏査して、トポス(場所)の力をうけた文学というその類縁性を指摘して論じる。トポスを愛し、その構築をかさねて「壊されない精紳」に近づいていった作家の魂に迫る。
著者プロフィール
張 文穎(チョウ ブンエイ(Zhang Wen ying))
1972年 中国生まれ。北京日本学研究センター日本文学専攻修了(文学修士)。
1997年 専修大学大学院文学研究科委託研究生
2001年 専修大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了
目次
序章
第一章 大瀬と熊野
第二章 場所(トポス)の発見
第三章 場所(トポス)の構築と解体
第四章 場所(トポス)の再建
第五章 呼応する力
終章