母と子と戦争と 集団疎開六十年
四六判 192ページ 上製
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-88125-152-2(4-88125-152-X) C1021
奥付の初版発行年月:2004年07月
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-88125-152-2(4-88125-152-X) C1021
奥付の初版発行年月:2004年07月
内容紹介
一人の疎開児と家族との心情あふれる往復書簡、日記帳をもとに、太平洋戦争期の或る家族の光景が鮮明に蘇る。特に母が子を思い、子が母を慕う心理、戦時中の情景は秀逸に描かれている。
著者プロフィール
小川 由李(オガワ ユリ)
1904年生まれ.東京女子師範卒,戦前は根津・汐見小学校,戦後は盈進・啓明・宝仙小学校,のち,かしの木・錦秋幼稚園と,教育現場で58年働く.1998年没.
小川 壽夫(オガワ ヒサオ)
1934年生まれ.東京大学文学部社会学会卒.岩波書店編集部で38年働く.現在,専修大学文学部講師(出版論).
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
疎開まで
疎開だより ― ひさおから
疎開だより ― 家族から
ひさおの「日記帳」
母の書き遺したもの