ヴェーバー社会科学の現代的展開 グローバル化論との結合の試み
川上 周三:著
A5判 254ページ 上製
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-88125-180-5(4-88125-180-5) C3036
奥付の初版発行年月:2006年09月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-88125-180-5(4-88125-180-5) C3036
奥付の初版発行年月:2006年09月
内容紹介
労働力・資金・情報が国際規模で拡大・流動するグローバリゼーションの時代と、ミクロ-マクロリンケージ理論としてのヴェーバー現代社会学は、どう関係し繋がっているのか。
著者プロフィール
川上 周三(カワカミ シュウゾウ)
1949年 岐阜県生まれ。
1979年 名古屋大学大学院文学研究科博士課程中退。
現在,専修大学人間科学部教授。[専攻]宗教社会学,政治社会学,現代社会学理論。
『現代に生きるヴェーバー』勁草書房,1993。『攻撃衝動の社会学―ニーチェ・ヴェーバー・タイセン』勁草書房,1996。『資本主義経済システムの光と影―システム論からヴェーバーを解く』新泉社,1998。「浅草の宗教と社会 ― 三社祭りを中心にして」『専修大学人文科学年報』32号,2002。「宗教とグローバル化 ― 文化変容の問題を中心にして」『専修大学人文科学年報』35号,2005。「賀川豊彦の社会思想とその実践及びその現代的展開 ― 協同組合論を中心にして」『専修大学人文科学年報』36号,2006。
目次
序
第1章 ヴェーバーと現代社会学理論
第2章 ヴェーバー社会学の構成とその意義
第3章 ヴェーバーの政治社会学と現代ナショナリズム論 ― グローバリゼーションの視圏からの一検討
第4章 マックス.ヴェーバーと賀川豊彦 ― その社会科学的思考の比較の試み
第5章 宗教とグローバル化 ― 文化変容の問題を中心にして