トラスト60研究叢書
日本信託業証言集 上巻
価格:8,800円 (消費税:800円)
ISBN978-4-88125-208-6 C3033
奥付の初版発行年月:2008年07月
大正末期から昭和40年代までのわが国の信託業界の経営実態、業務の実情を、業界トップや官庁幹部、銀行トップなど多彩な関係者にインタビューした集成。日本金融史における信託部門の位置づけを探る。(分売可)
麻島 昭一(アサジマ ショウイチ)
1931年 東京に生まれる
1953年 東京大学経済学部卒業・住友信託銀行入社
1972年 経済学博士(東京大学)
1977年 住友信託銀行東京調査部長退職,専修大学経済学部教授就任
2001年末 専修大学経済学部教授退職
現在 専修大学名誉教授
主著:
『日本信託業発展史』有斐閣,1969年
『日本信託業立法史の研究』金融財政事情研究会,1980年
『戦間期住友財閥経営史』東京大学出版会,1983年
『三菱財閥の金融構造』御茶ノ水書房,1986年
『本邦生保資金運用史』日本経済評論社,1991年
『戦前期信託会社の諸業務』日本経済評論社,1995年
『本邦信託会社の史的研究』日本経済評論社,2001年
『戦前期三井物産の機械取引』日本経済評論社,2001年
『戦前期中小信託会社の実証的研究』専修大学出版局l,2005年
『戦前期三井物産の財務』日本経済評論社,2005年
『企業再建整備期の昭和電工』学術出版会,2006年
目次
解題
資料一 麻島昭一「日本信託業史研究の枠組みと成果」
同 二 同 「信託銀行の成立事情とその性格―信託会社から信託銀行への転換」
同 三 同 「戦後における信託会社の銀行業務兼営をめぐって
―ビープラット氏との対談」所収の「対談からの結論」
第一部 信託業界からの証言
第二部 信託行政・信託研究・銀行からの証言
第三部 戦前期の地方信託・朝鮮信託についての証言
(下巻目次)
第四部 住友信託関係者からの証言
一、主として戦前
二、戦後経営者
第五部 住友信託関係者からの証言―部門別
あとがき