SI Libretto 003
ケータイ世代が「軍事郵便」を読む
専修大学文学部日本近現代史ゼミナール:編, 新井 勝紘:監修
新書 214ページ 並製
価格:770円 (消費税:70円)
ISBN978-4-88125-230-7 C0221
奥付の初版発行年月:2009年11月 / 発売日:2009年11月中旬
価格:770円 (消費税:70円)
ISBN978-4-88125-230-7 C0221
奥付の初版発行年月:2009年11月 / 発売日:2009年11月中旬
内容紹介
ビルマ方面に出征した兵士が内地家族に書き送った軍事郵便を、大学のゼミ生が史料として解読した記録。郵便の受取人を訪ねて聞き取り調査を行い、往還した書簡や戦争の意味について考える。
著者プロフィール
新井 勝紘(アライ カツヒロ)
1944年 東京都生まれ 東京経済大学経済学部卒 町田市史編さん室・町田市立自由民権資料館主査をへて,国立歴史民俗博物館助教授へ転職,2001年度より専修大学文学部教授。
『自由民権と近代社会』(編著)吉川弘文館,2004。『多摩と甲州道中』(共著)吉川弘文館,2003。『近代移行期の民衆像』(編著)青木書店,2000。『戦いと民衆』(編著)東洋書林,2000。「パーソナルメディアとしての軍事郵便」『歴史評論』682号,2007。「軍事郵便の基礎的研究(序)」『国立歴史民俗博物館研究報告』126号,2006。
目次
第一章 小泉博美書簡八十八通との格闘
第二章 軍事郵便の企画展示
第三章 軍事郵便が記録する戦時下の日本とビルマ
第四章 衣川書簡の分析と関係者追跡の旅
第五章 ご子息・古川春馬さんとの出会い
終 章 軍事郵便に触れることで私たちが学んだこと(座談会)