中近世日本語の終助詞
河 周姈:著
A5判 214ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-241-3 C3081
奥付の初版発行年月:2010年02月 / 発売日:2010年02月中旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-88125-241-3 C3081
奥付の初版発行年月:2010年02月 / 発売日:2010年02月中旬
内容紹介
日本語の文末表現として述語に下接する終助詞について、室町時代末期から江戸時代初期における口語的性格の強い資料をもとに、用法の変化について歴史的観点から考察した。
著者プロフィール
河 周姈(ハ ジュヨン(Ha Juyoung))
2000年 韓国檀国大学校日語日文学科卒業
2003年 韓国檀国大学校修士課程修了
2008年 専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)。
現在,韓国檀国大学校日本研究所研究員。韓国の大学で非常勤講師として勤めている。
目次
まえがき
Ⅰ.序 論
第一章 従来の終助詞に関する研究
第二章 本論稿の研究方法
Ⅱ.本 論
第一章 意味変遷が見られる終助詞
第一節 「かし」「がな」
第二節 疑問詞と共起する「ぞ」
第二章 他の品詞から転成した終助詞
第一節 「やらん(う)」「やら」
第二節 「かしらぬ(ん)」
第三章 終助詞の周辺語
第一節 「げな」「さうな」
Ⅲ.結 論
〈参考文献〉