「橘由之日記」の研究
矢澤 曻治:編著
A5判 258ページ 上製
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-88125-288-8 C3095
奥付の初版発行年月:2014年08月
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-88125-288-8 C3095
奥付の初版発行年月:2014年08月
内容紹介
良寛禅師の実弟・橘由之は、江戸文政期に越後、奥州を旅して三年ほどにわたる旅日記を遺している。本書は、後に私家本として出版されたその日記を収載して、詳細な記述を読みときながら、由之の人物像を掘り下げ、良寛研究にも資するものとなっている。
著者プロフィール
矢澤 曻治(ヤザワ ショウジ)
1948年新潟県生まれ,長岡高校卒,金沢大学法文学部卒。
1978年仏国ストラスブール第三大学第三博士課程退学。
1979年東北大学大学院法学研究科私法学専攻博士後期課程退学。
熊本大学法学部講師を経て、現在、専修大学法科大学院教授(「国際私法」「国際民事紛争解決」「環境と法」担当)。
1992年弁護士登録(第二東京弁護士会)。
目次
はじめに
一 「橘由之日記」 渡辺秀英
二 日記の事項解説
三 橘由之と良寛禅師
(一)由之とその家族
(二)由之と良寛禅師
(三)由之の人間性
(四)由之と良寛の交流
四 資料 年譜と日記行程譜
あとがき