英国における拠点大学のスポーツ戦略 ラフバラ大学と国際スポーツ組織の動向について
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-88125-297-0 C1075
奥付の初版発行年月:2015年11月
オリンピック遺産を活用し、ビジネス戦略を行う英国ラフバラ大学のトップスポーツ研究を考察。欧州スポーツ組織の招致戦略にも言及。
久木留 毅(クキドメ タケシ)
1965年生まれ。
[現職]専修大学文学部准教授。博士(スポーツ医学)。
[専門]スポーツ情報戦略スポーツ政策コンディショニング。
「急速減量によるアスリートのエネルギー代謝変動」『体力科学』,2007。「スポーツ情報戦略に関する一考察(2)スポーツ界に必要な政策形成能力」『専修大学体育研究紀要』,2008。「国際競技大会におけるスポーツ医・科学の活用戦略に関する一考察 包括戦略としての栄養サポート」『専修大学体育研究紀要』,2009。「スポーツ政策における一考察 日本のエリートスポーツにおける一貫指導システムの問題と課題」『専修大学社会体育研究所報』,2010。「スポーツ情報戦略とは何か」『月刊トレーニングジャーナル』,2010.7月号~連載中。
目次
はじめに
第1章 ラフバラ大学のスポーツ戦略
1.英国のスポーツ№1総合大学
2.英国№1のアスリートサポート体制を有するスポーツ開発センター
3.2012年ロンドン大会レガシー戦略(1)
4.2012年ロンドン大会レガシー戦略(2)
第2章 ラフバラ大学のビジネス戦略
1.スポーツ工学研究所とスポーツパーク
2.スポーツ複合施設、ナイキアカデミー、カフェ
3.代表チームの招致戦略
第3章 ヨーロッパのスポーツ戦略
1.地域密着型のスポーツ
2.国際カンファレンス戦略
3.メジャーイベント招致戦略
第4章 国際スポーツ組織の戦略
1.ワールドラグビーのスポーツ戦略
2.世界レスリング連合のスポーツ戦略
3.スポーツにおける人材の還流
おわりに 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて
あとがき