「企業社会」の形成・成熟・変容
高橋 祐吉:著
A5判 上製
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-88125-321-2 C3033
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-88125-321-2 C3033
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
内容紹介
1980年代に成立したといわれるわが国の「企業社会」が、その後どのように成熟し、雇用、賃金、労使関係がどう変容していったのか。
過労死やワーキングプアの出現、非正社員問題や新自由主義の改革を経て、「企業社会」はどこに向かおうとしているのかを探る。
著者プロフィール
高橋 祐吉(タカハシ ユウキチ)
専修大学経済学部教授。 専門:労働経済論。
著書・論文: 『企業社会と労働組合』労働科学研究所出版部 1989年。 『企業社会と労働者』労働科学研究所出版部 1990年。 『労働者のライフサイクルと企業社会』労働科学研究所出版部 1994年。 『現代日本の労働問題』労働科学研究所出版部 1999年。 『現代日本における労働世界の構図』旬報社 2013年。 共編著『図説 労働の論点』旬報社 2016年 など。
目次
第Ⅰ部 「企業社会」の歴史的位置
第1章 日本の労使関係と「企業社会」
第2章 「企業社会」の形成過程
第Ⅱ部 「企業社会」の成熟と労働の変容
第3章 雇用慣行の変容と「企業社会」
第4章 働き方の変容と「企業社会」
第5章 賃金・昇進管理の変容と「企業社会」
第6章 労使関係の変容と「企業社会」
第Ⅲ部 「企業社会」と新自由主義の改革
第7章 新自由主義と「企業社会」
第8章 「働き方改革」と「企業社会」